こんにちは!こんばんは!まさおかです
能登半島地震で被災された皆様には改めてお見舞い申し上げます。
震災から3か月経過し、応急的な復旧は進んでいますが、傷跡は大きく
■東日本大震災から13年
東日本大震災から13年が経った機会に、当時の体験談と防災についてお話したいと思います。
私は北海道東部に住んでいましたが、あの地震の揺れは記憶に新しいものです。初めて経験する大きな揺れに驚き、慌ててテレビで情報を探しました。北海道でも津波が来て1名の方が亡くなられるなど被害がありました。
東北の惨状が分かったのは翌日で、私は企業の安全対策に長年関わっていまして、一定の知識と経験を得ておりましたが、想像以上の被害の大きさに不安と戸惑いを覚えました。
防災の観点から言えば、大切なのは過去の教訓を生かすことです。
東日本大震災(2011年)、北海道胆振東部地震(2018年)、能登半島地震(2024年)で得た教訓はとして、北海道では寒冷な環境下での対策が欠かせないことです。
停電などでライフラインが絶たれれば、真冬の札幌では平均気温がマイナス5℃であり、暖房や水の確保が不可能となり、命取りになる可能性があります。備蓄にも限界があり、冬の札幌で直下型地震が発生した場合、特に低温による被害が大きくなると予想されています。
一方で、日本人には古くから防災意識がありました。平安時代の『方丈記』には、当時の大火や地震、戦乱の様子が生々しく描かれています。短い作品ながら、災害への対応が分かり、現代語訳なら気軽に読めるのでおすすめです。
著者である鴨長明は「災害が去ると人々の意識は薄れる」と指摘しています。確かに、時間が経つと忘れがちです。だからこそ、過去の記録から教訓を学び、行動を考えておくことが重要なのです。
これまでの震災で亡くなられた方々のご冥福をお祷りするとともに、防災意識を持ち続けることの大切さを、改めて実感しました。
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